GIMP 小顔にしてみよう

GIMP 小顔にしてみよう

GIMPを使って人物写真の顔を少し小顔にしたいんだけど、どうやったらできるの?って困っていませんか。

小顔にするときは「ワープ変形」ツールを使うことで、数分もあればあっという間に人物写真の顔を小さく加工することができます。今回は人物写真の顔を小さくする方法をご紹介します。

それではさっそく操作方法を覚えて写真を加工してみましょう。

GIMPで小顔に加工する方法

以前はフィルター機能の「対話的歪め」を使うことで小顔に加工することができました。GIMP2.10からは「対話的歪め」が無くなったので、現在では「ワープ変形」ツールを使うことで、下のように写真を簡単に加工することができます。

小顔補正サンプル画像

画像を開こう

いつものようにGIMPを起動して加工したい画像を開きましょう。

今回はこちらの女性写真を使って小顔にする方法をご紹介します。

加工前の写真

元画像レイヤーを複製しよう

画像を加工する前にレイヤーダイアログから元画像レイヤーの上で右クリックして、レイヤーの複製をクリックしましょう。複製することで簡単に加工前と加工後の画像を比べることができます。

レイヤーを複製

これで元画像のレイヤーを複製することができました。

元画像レイヤーを複製できた

ワープ変形ツールを選ぼう

元の写真画像を複製(コピー)することができたら、ツールボックスから「ワープ変形ワープ変形アイコン」ツールを選びましょう。

ワープ変形ツールを選択

ワープ変形ツールの設定をしよう

ワープ変形ツールを選んだら、ツールオプションから動作を「領域をすぼめる」に設定し、マウスポインタを顔の輪郭線に持ってき、サイズを半径が輪郭線から口やほうれい線にかからないぐらいの大きさに設定し、ストロークの一定間隔をオンに設定してみましょう。

ワープ変形ツールを設定

小顔にしよう

ワープ変形ツールの設定ができたら、小顔にしたい始まり部分の輪郭内側にマウスポインタを持っていきマウスボタンの左クリックを長押ししてみましょう。長押しした部分がどんどん小顔に変化していきます。変化してきたら輪郭に沿ってゆっくりマウスを動かしてみましょう

輪郭に沿ってドラッグ

作業を何度か繰り返して左右の輪郭をイメージしている小顔にすることができたら、キーボードのEnterキーを押して確定しましょう。

小顔を確定

出来上がり

このように「ワープ変形」ツールを使うことで簡単に顔を小さくすることができます。

小顔の加工写真が完成

加工前と加工後の画像を見比べるときは、複製したレイヤーの目のアイコンを非表示することで、小顔に加工したレイヤーを非表示にすることができます。

複製したレイヤーを非表示に

おわりに

GIMPの「ワープ変形」ツールを使って、人物写真の顔を小さくする方法をご紹介しました。サイズの調整は写真の大きさや加工したい範囲によってもかわってくるので、プレビューを見ながら、いろいろ試してみてくださいね。

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