GIMP ズームツールの使い方【初心者ナビ】

GIMPで細かい部分を拡大して、画像の編集や加工の作業をスムーズにしたいって思ったことありませんか？

例えば、パスツールを使っての編集は頻繁に拡大したりすることが多いと思うので、「ズーム」ツールのショートカットキーなどの操作方法を覚えておけばとっても便利です。

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ズームツールとは

GIMPの「ズーム」ツールは、画像の上でマウスをクリックするごとに、一定の割合でズームが変化していきます。ちなみに、最大25600%までズームインすることができます。（ここまでズームインして作業することないと思いますが…）

もちろん、逆に画像の縮小も可能です。

また、画像の大きさに合わせてウィンドウのサイズも自動で表示できる設定もあるので、画像編集作業をスムーズに行うことができる便利なツールです。

「ズーム」ツールは表示倍率を調整するツールなので、画像サイズを変更するツールではありません。

GIMPで「ズーム」ツールを使う場合は、以下の方法が用意されています。

GIMPの「ズーム」ツールの使い方はとっても簡単です。拡大や縮小して作業したい画像を開きましょう。

画像を開いたら、ツールボックスから「ズーム」ツールを選びましょう。

「ズーム」ツールを選んだら、ツールオプションの方向が「拡大」になっていることを確認しましょう。

「ズーム」ツールの初期設定では「拡大」が選択されています。

拡大したい画像の上にマウスポインタを持っていくと、カーソルが（+）になっていると思います。あとは左クリックしていくと下のように一定の割合で拡大していきます。

また、拡大したいところでマウスをドラッグして囲い、左クリックを離すと下のように囲った部分を拡大することもできます。

画像を縮小したいときは、「ズーム」ツールのツールオプションから方向を「縮小」に設定しましょう。

方向が「拡大」のとき、キーボードのCtrlキーを押しながらクリックすることでも縮小することができます。

「縮小」に設定して画像の上にマウスポインタを持っていくと、カーソルが（-）になったと思います。あとは画像の上で左クリックしていくと、一定の割合で縮小することができます。

また、ズームインしたときのように、マウスをドラッグして囲い離すと以下のように画像が縮小できます。

GIMPの「ズーム」ツールには「ツールオプション」があります。

「ズーム」ツールのツールオプションは「拡大」「縮小」「ウィンドウの自動リサイズ」だけの簡単な機能です。

「ウィンドウの自動リサイズ」にチェックを入れることで、マウスをドラッグして囲った部分がズームしたとき、ウィンドウの大きさもズームにあわせて拡大します。逆に縮小したときには、ウィンドウのサイズも画像に合わせて小さくなります。

初期設定では「拡大」になっています。このときは画像をクリックするごとに拡大していきます。

縮小を選択すると、クリックするごとに縮小していきます。

また、キーボードのCtrlキーを押すことで「拡大」「縮小」の切り替えが簡単に行えます。

他の作業中でもツールボックスの「ズーム」を選ばないで、拡大・縮小することができます。

キーボードのCtrlキーを押しながら画像の上にマウスポインタを持っていき、マウスホイールを回転することで簡単に拡大・縮小できます。

ウィンドウの下にあるステータスバーの拡大率から％数値を選ぶことで拡大することができます。

数値またはプルダウンメニューの矢印部分にマウスポインターを持っていき、マウスのホイールをクルクル回すことでも拡大・縮小ができます。

また、％数値を指定することもできます。

メニューバーの、表示表示倍率から拡大・縮小表示をすることができます。

画像の細かい部分を編集するときは拡大して作業することが多いいと思います。

GIMPには拡大・縮小する方法はいくつかありますが、作業をスムーズに行う点ではショートカットキーのCtrlキーを押しながらマウスホイールを回し拡大・縮小するのがおススメです。